熱帯魚の飼い方

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハプロクロミスとは / 熱帯魚の飼育・飼い方

ハプロクロミス01アフリカはシクリッドの仲間の宝庫ともいえるところで、500~600種ほどが分布しているといわれています。中でも、アフリカ大地溝帯に点在する湖群―リフトレイク―に生息するシクリッドは種類も多く、観賞魚としての人気も高いですね。

特にマラウイ湖に生息する"ハプロクロミス"やアウロノカラの仲間は、派手に輝く色彩とマウスブルーダーという特異な産卵形態を持つことから、アフリカの代表的なシクリッドとして有名です。

この他に、タンガニイカ湖に生息するランプロローグスやジュリドクロミスの仲間もよく知られています。『ハプロクロミス』とは以前命名されていた学名で、現在この仲間はさらに細分化されて学名もそれぞれ違うものになりましたが、愛好家の間では、マラウイ湖に産するシクリッドの代表種として『ハプロクロミス』と呼ぶことが多いです。

広いマラウイ湖の中で、進化の過程で様々に分化した『ハプロクロミス』の仲間は、色や形態にたくさんのバラエティがあってその種類の豊富さというのも彼らの魅力のひとつです。

また、いまだに新しいタイプの魚が発見されるという未知なる部分があることも広いマラウイ湖ならでは。今後も新しい魚が登場するだろうという期待感を持たせてくれます。

ハプロクロミス』の仲間の多くは、メタリックブルーを基調とした体色で、そこに黄やオレンジ、白といった色で飾られているのが特徴です。派手なのはオスだけで、ほとんどのメスは銀白色の地味な色合いをしています。

さらに面白い事に、同じ種類の聞ではその力関係によっても色の出具合が左右されます。例えば、同じ水槽に同種のオスを何匹もいれた場合には、一番強い魚だけが美しくなり、他のオスはくすんだ体色になってしまうのです。

メタリックな輝きを持つ『ハプロクロミス』たちが群泳する様子は、美しいだけでなく迫力すら感じられ、まるでアフリカの広大な湖の中を覗いているようです。

シクリッドの仲間のほとんどは産卵後も卵を守り、フ化した子供たちも保護する習性を持っていますが『ハプロクロミス』やアウロノカラもその例にもれず、しかもそれをメスの口の中でやってのけるマウスブルーダーと呼ばれる魚なんです。

この変わった産卵形態は、実際に目にするととても感動的です。『ハプロクロミス』やアウロノカラの仲間の魅力のひとつですね。



スポンサーサイト

ハプロクロミスの飼い方 / 熱帯魚の飼育・飼い方

水槽の大きさ

ハプロクロミス04『ハプロクロミス』の仲間は大きさも15~20センチ以上になりますので、飼育を楽しむなら75センチ以上の水槽を用意してください。広い環境ならば10種類程度は一緒に飼えるうえ、それぞれの美しさの違いを一堂に集めてカラフルな水槽をつくることができます。

小型種なら60センチ水槽でも飼育できますが、その場合は一番気に入った1種類だけにとどめましょう。


ろ過

75センチ以上の水槽には能力の大きい上部フィルターやパワーフィルターが一番です。ただし90センチ以上の水槽では、市販の上部フィルターに付いているポンプではやや力が弱いので揚水量の大きいポンプを別に使う必要があります。


ハプロクロミスが好む水質と水温

この仲問は中性からアルカリ性の硬水を好み、その水の中で最も美しい輝きを見せてくれます。

この水質を維持するために、水槽の底やフィルターのろ材に硅砂やサンゴ砂を使いましょう。水温は23~26℃の範囲で、あまり高水温にしないのが、丈夫で美しい魚に育てるポイントです。




ハプロクロミス水槽のレイアウト / 熱帯魚の飼育・飼い方

ハプロクロミス05ハプロクロミス』やアウロノカラのダイナミックな姿を観賞するには、水草をこまめに植えたり流木を配置したりするよりも、大きめの岩を複雑に組んだレイアウトの方が良いようです。

実際マラウイ湖の中はゴロタ石が多く、水草はそれほど繁っていません。もし手に入るなら、アルカリ性の水を維持しやすい石灰岩を使うといいでしょう。

水草は根が掘り起こされやすく、水質の点でも『ハプロクロミス』の水槽には向いていませんが、アヌビアスの仲間ならば丈夫ですので、根を岩に糸などで縛りつけて水槽に入れておけばしばらくすると自然にくっついて水槽内のポイントになります。

これらのレイアウトは見ばえをよくするだけでなく、気の荒い『ハプロクロミス』がケンカをした時に弱い魚の逃げ場所にもなるし、発情期に追い回されてしまうメスの隠れ場所にもなります。





ハプロクロミスと混泳< / 熱帯魚の飼育・飼い方

ハプロクロミス06アフリカンシクリッドの楽しさは、各種の魚を一緒に泳がせ、その姿を観賞するところですね。皆さんの好みとセンスを生かして選んでください。

そこで注意したいのは、あまり似た種類を一緒にせず、雑種を作り出さないようにすること。繁殖をさせないで、オスの体色の美しさだけを楽しむなら、どんな種類を一緒にさせても問題ありません。





日常の管理 / 熱帯魚の飼育・飼い方

ハプロクロミス07ハプロクロミス』やアウロノカラの仲間は、イトミミズやアカムシなどの生き餌から人工飼料など何でも食べてくれますが、生き餌は繁殖を試みる時だけにして、普段は人工飼料を中心に与えた方がいいでしょう。

人工飼料は、シクリッド専用のフレーク飼料をはじめ、ディスカス用、海水魚用、植物質を主体としたものなど、数種類のメニューを揃え、それらをバランスよく与えるのが理想的です。

控えめに餌をあげているつもりでも、『ハプロクロミス』は大食漢の魚が多いので水は汚れやすくなります。水が汚れて古くなってくると、水面も下がって水質は酸性に傾いてしまい、魚の調子も落ちやすくなります。

そこで、2~3週間ごとに3分の1程度の水を換える必要があります。この時、いっぺんに大量の水を換えてしまうと、水質が急激に変化し、やはり魚の調子を崩しやすいので必ず3分の1程度にしてください。




ハプロクロミスの繁殖 / 熱帯魚の飼育・飼い方

ハプロクロミス08ハプロクロミス』の仲間は繁殖形態が特殊で、特に産卵した卵やフ化した子供をメスの口の中で保護する姿は感動的なんです。しかも、その感動的な光景を気軽に楽しむことができますので、ぜひ繁殖にチャレンジしてみてください。

産卵は平らな石の上や、オスが砂をすりばち状に掘った場所で行われます。オスとメスはグルグルと回りながら、まずメスが何個かの卵を産卵し、すかさずそれを口にくわえ、オスが差し出したしりビレ付近に近付け、そこで受精されます。

この一連の行動を繰り返し、メスはすべての卵を口にくわえてフ化を待ちます。その間数週間メスは絶食して卵を守るんです。

ペアになったものをショップで購入する方法もありますが値段が高くなってしまうので、比較的安く手に入る幼魚をまとめて飼育し、そこからペアを育てる方法をおすすめします。

幼魚の場合オス、メスを識別するのは難しいです、同じ時期に生まれたのであれば大きい方がオス、小さい方がメスと考えて良いでしょう。

他の魚が一緒にいるような水槽でも産卵しないことはないのですが、雑種ができる可能性もありますので、できれば同じ種類を別の水槽で繁殖させるようにしましょう。

魚の大きさによって60~90センチぐらいの水槽を繁殖用水槽として用意し、飼育水槽と同じようにセットします。そこにあらかじめオスを泳がせておいて、産卵しそうなメスを後から入れます。

産卵が近づいたメスはお腹がふくらみ、産卵管と呼ばれる細い管をしりビレの付け根あたりから少し出しますので、よく観察すればわかると思います。

しばらくすると、前述したような産卵行動が見られ、産卵後は、静かにオスだけを別水槽に移します。メスが卵をくわえている間は、一緒に卵まで食べてしまう危険がありますので餌は与えないようにして下さい。それ以外でメスが卵を食べてしまうことはありませんので、順調に数週間経てば子供たちが口の中から出てきますよ。

ふ化と同時に子供たちは餌を求めるようになりますので、ブラインシュリンプやベビーフードといった稚魚専用の餌を与えてください。メスは危険を感じると子供たちをすぐに口の中に入れてしまい、充分に餌をとれずに痩せてしまうことがあります。

そのため、水槽の周りでは静かに(できれば新聞紙などで周囲を囲んでしまう)するか、子供と親を早めに分けてしまいます。子供たちには1日2回以上は餌を与えるようにし、成長につれて親と同じ餌に切り換えていきましょう。




Extra

新しい熱帯魚記事

熱帯魚のおすすめ

熱帯魚友達申請

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
熱帯魚熱帯魚の飼育熱帯魚の飼い方