熱帯魚の飼い方
1. プラティとは〜プラティ / 熱帯魚の飼育・飼い方
1. プラティとは
プラティは、メキシコやグァテマラに分布する卵胎生メダカの仲間の熱帯魚です。グッピーと同じように、卵はメスのお腹の中でフ化して仔魚となって生まれてきます。
グッピーと違うのは、オス・メスでヒレの長さや体色に差があまりないところ。オスは4センチ、メスが6センチと大きさにちょっと差があります。卵胎生メダカの仲間は、メスの体内で卵と精子が受精するのでオスがメスの体内に精子を送る必要があります。そのために、オスはしりビレが変化したゴノボディウム(交接脚)という棒状の繁殖器官を持っているのが特徴。ここに注目すればオスとメスの区別が一目瞭然ですよ。これは、プラティに限らず卵胎生メダカの仲間全般の特徴ですので、卵胎生メダカを飼われている方は観察してみてください。
プラティは、やや気が荒いことが多い卵胎生メダカの中でもグッピーと並んでおとなしいうえ、陽気な性格から人におびえることもないので、はじめてでも飼育しやすい熱帯魚といえます。
2. プラティの飼い方〜プラティ / 熱帯魚の飼育・飼い方
2. プラティの飼い方
プラティ水槽の大きさ
プラティの飼育には45〜60センチの熱帯魚水槽があれば充分です。もちろん、余裕があればもっと大きな水槽で群泳を楽しむのも楽しいですね。小型熱帯魚水槽なら、ろ過には底面フィルターやスポンジフィルターが適しています。フィルターは、予算や好みに合わせて選んでください。
プラティが好む水質と水温
プラティが好むのは中性から弱アルカリ性の水です。つまり水道水のカルキを中和させた水がちょうど良い水になります。しかし、飼育水はフィルターを使ってろ過してもだんだんと酸性に近付いてしまいます。そこで、定期的に水を換えることで弱アルカリ性の水を維持していくことが大切になってきます。頑張って水換えをしてくださいね。
また、水温はほとんどの熱帯魚と同じ25℃前後にセットすれば問題ありません。ちなみに、プラティをはじめソードテールやモーリーなどの卵胎生メダカは塩分に対して耐久力があり、60センチ水槽で軽く一握りの塩を溶かすと結構調子がよく、病気の予防にも効果があります。
プラティ水槽のレイアウト
プラティ水槽の底に敷く砂は、なるべく水質を変化させない大磯砂と呼ばれるポピュラーな砂が良いでしょう。ウォータースプライトやアメリカンスプライトなどの水草がプラティにはよく似合うので、これらの水草をたくさん植えてあげましょう。他にバリスネリアやアマゾンソードなど、カラフルなプラティたちにあったグリーンを選ぶとキレイですよ。ただし、飼育水に塩を使う場合は塩分に強い水草だけを植えるように注意してくださいね。
3. プラティの購入〜プラティ / 熱帯魚の飼育・飼い方
4. 毎日の管理〜プラティ / 熱帯魚の飼育・飼い方
5. プラティの繁殖〜プラティ / 熱帯魚の飼育・飼い方
5. プラティの繁殖
プラティをはじめ卵胎生魚を飼育する楽しみのひとつは、やはり簡単にできる繁殖ですね。子供を産む前のメスは、しりビレの付け根あたりに子供の眼が透けて見え(これを妊娠マークと呼びます)、腹部も相当膨らんでくるのですぐにわかります。このようなメスを、飼育水槽と同じように水草をたっぷりと植えた別水槽に移します。環境が変わったことが刺激にもなって、すぐ30〜50匹の子供を産みます。子供を生み終わったメスは、落ち着いてくると子供を食べてしまうこともあるので、早めにもとの飼育水槽へ戻しましょう。
子供たちは数時間後には餌を食べはじめます。1日に最低でも2回はブラインシュリンプやベビーフードを与えてあげてください。成長に伴って、刻んだイトミミズなど親と同じ餌に切り替えていくと良いでしょう。子供たちは順調に成長すれば3、4ヵ月で成熟し、数は少ないながらまた子供を産むようになります。また、親の方も1ヵ月周期で再び子供を産むようになります。






